ボランティア物語2016

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「お願いします!」  2016.1.8

高嶺小学校の始業式の朝、一番早く登校して来たサクヤくんを目撃した。
サクヤくんは校門で立ち止まり、深々と一礼して学校に入っていった。
遠くて聞こえなかったが、おそらく「お願いします」とあいさつをしたのに違いない。
感謝のあいさつが児童たちに少しずつ根付いている様子を目の当たりにして
大変嬉しかった。
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自分の夢が描ける中学生  2016.1.29

ボランティア活動の帰り道、脇道から私の前に出て歩いていた中学生が
グルッとUターンしてニコニコしながら「おがようございます」と
私に近寄ってきた。間もなく高校受験を控え、今朝は遅刻して登校すると話してくれた。
将来は言語聴覚士のような仕事がしたいとも話してくれた。
この中学生は小学生1年生の時から毎朝校門で会っていた生徒である。
5〜6年生になった時から、私に挨拶しなくなった。
なぜおじいちゃんに挨拶しないの?
と尋ねると、
「おじいちゃん嫌いだから!」
そんなことには構わず、卒業するまで挨拶を投げかけていた。
本人は思いっきり私を無視続けていた。印象深い児童の一人だった。