あいさつが出来る人に

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あいさつが出来る人に・・・

houses2248.jpg孫のあいさつ 2012.11.14

サッカーの練習日、孫の友達のお母さんが孫を家まで迎えに来てくれた。
車に乗り込む時、
「よろしくお願いします」
と、あいさつをしている孫の様子を妻が目撃し、大変感激していた。
1年ほど前には校門であいさつをするのを嫌がって、逃げ廻っていたが、
今では友達と一緒に積極的にあいさつをしている。
毎朝、校門で実践している事が役に立ったかなと、
あいさつ運動をしているボランティアの祖父としてはこの上ない喜びである。


houses2248.jpgあいさつができるようになった 2012.10.8

「最近、うちの子ども達、あいさつが出来るようになったのよ。
ボランティアのおじいちゃんのお陰よね」
と、喜んでいる母親がいると聞いた。
子ども達があいさつを実践していることはもちろんだが、
それにも増して、我が子が「あいさつができるようになった」と喜ぶ母親が
いることを知ってこの上なく嬉しい。

houses2248.jpg「先ず大人が手本を見せて」

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ある高齢の住民が学校の運動会に招かれた時のこと。
そこで「あいさつ運動」のボランティア活動をしている顔見知りの人に出会った。ところがそのボランティアは高齢者にひと声かける訳でもなく、あいさつもしなかった。
子供たちに「あいさつの大切さ」を訴える大人自身が、先ずあいさつを実践して手本を示す必要があるのではないだろうか。
子供たちは大人の「言う事」ではなく「やる事」を見習う。

houses2248.jpg「ヨオ!かっちゃん」

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登校時のこと、小学3年生の孫が近所のかっちゃんに出会った。
お互い「おはよう」のあいさつどころか、
ひと言の声の掛け合いもなく、
ただ、黙って並んで歩いて行くだけ。その様子は異様に思えた。
あいさつするよう注意をした。
今、4年生になった孫はかっちゃんを見かけると
「ヨオ、かっちゃん!」
と声をかけるようになった。かっちゃんの反応も明るくなった。
そんな様子を見ていて、ひと声投げかけることの大切さを改めて痛感している。

houses2248.jpg「あいさつ教育」は他人任せにしないで

学校安全ボランティアを始めて5年が経った。
その間、毎朝あいさつを投げかけても全く反応が戻らない児童がいる。
緑のジャケットを着て、黄色い旗を持って
「おはようございます」
と、声掛けをするボランティアのおじいちゃんを無視して
通り過ぎて行くのである。
10年余りボランティアを続けている川人さんによると、
6年間一度もあいさつせずに小学校を卒業していく子もいるとのこと。
「これでは社会人になった時、どうなるのか?」
とは、学校安全ボランティア全員が大いに危惧するところ。

「あいさつ」は学校や他人に任せることなく、
家庭で親が子に教育すべき最も大切なことではないだろうか。

houses2248.jpg「おはようございます。よろしくおねがいします」

朝、児童が校門を入る時一礼して、
「おはようございます。よろしくおねがいします」
午後、校門を出る時一礼して、
「ありがとうございました」
と、元気よくあいさつができるようになって欲しいと、ボランティアは願っている。

あいさつはたったひと言ふたことながら、
実はこれが人生を左右するほど深い意味がある。
チョット大袈裟だが「生きるコツ」がここにあると言っても過言ではない。
小学生時代に習慣になった「あいさつ」を永く実践することで、
いつか必ずその深い意味を皮膚感覚で理解できると、
ボランティアのおじいちゃんは確信している。

2010年2月25日現在、5名ほどの児童がチョットぎこちないながら、
「よろしくおねがいします」
と深々と頭を下げて校門を入って行くようになった。
*児童たちに強制はしない。先ず親の理解を得てから指導することにしている。

houses2248.jpg知っている人にはあいさつをしましょう

とにかく「おはよう」の挨拶ができないこどもが多いのです。(2008年4月)
7年間、小学校の校門に立ち、子供達に挨拶をしているボランティアの おじいちゃんは、
「週5日顔を合わせているが、3割の子供達は挨拶をしてくれない」と話しています。
私も2年近く同じボランティアをやっていますが、
5割くらいの子供たちはあいさつを返してくれない、無視して通り過ぎて行くのです。

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「知らない人から声を掛けられたら無視する」ことを教えると同時に、
知っている人にはきちんとあいさつをするよう、教えて上げたいものです。

houses2248.jpgあいさつボード

aisatsu.jpg学校には校庭があり、教室があり、体育館があり、校長先生がいて担任の先生がいて
用務員さんや給食係のおばさんいる。
校庭には楠や銀杏が茂り、滑り台があり、ブランコがある。
小屋ではウサギが走り回り、池には鯉や亀が泳いでいる・・・
全て当然のこととして、私たちは受け止めていないでしょうか?

インターネットのGoogle Earthで調べると、高嶺小の校門から
校舎を経てまっすぐにドンドン行けばアフリカです。
そこには学校もなければ、先生もいないところがいっぱいです。
私たちは何と恵まれてラッキーなのでしょうか。
児童たちには『感謝の気持ち』であいさつができるよう、教えて上げたいと願っています。
いつか、写真のようなあいさつのボードを作って子供達が校門を入る前に、
このボードに乗って大きな声で
「おはようござます。よろしくおねがいします」
とあいさつが出来るようにお手伝できればとボランティアは考えています。