英会話は「条件反射」である。
大脳生理学によると、大脳の最大の働きは条件反射の形成にあり、
ことばは「条件反射」であると言われています。
条件反射の法則によると、1つの刺激に引き続いて別の刺激が「繰り返し」
あたえられると、その二つの刺激の間には条件反射が大脳皮質に形成されるとあります。
例えば、りんごを見て視覚に刺激を受け、「りんご」と発声された音を聴覚に
刺激を受け、同じ音を口で発声する、
この過程が繰り返されることにより、大脳に条件反射が形成され、反射的に
聞いて理解したり、話したり出来るようになるのです。
「ことばは実体を伴う音声である」と言われます。
その習得には唯、音声を繰り返すだけでは不十分です。必ず実体となるものを演出
しながら繰り返し指導する必要があるのです。
「りんごはアップル」と教えるより、りんごの実物を見せ、発音を教えた方が
効果があるということです。
例えば電話で、
What is this? What is that?
などの質問はこれに反することです。
手に触れることの出来るものが「これ」、離れたところのものが「あれ」であるが、
テキストの絵を指さして、
What is that?
と尋ねるのも実体が音声に伴った指導であるとは言えません。
音韻の聞き分けが出来ないと、口からもその音を正確に発することは出来ません。
つまり、正確に聞き取りが出来ないと正しく発声出来ないということです。
先ず、正確な発音をたくさん「聞く」ことが不可欠です。
ことばは「反射的」に理解したり、口をついて出るようになるまで、「繰り返し練習」
をしなければ、しゃべれるようにはならないということなのです。
