目的を持って英会話を習おう!
イチローが大リーグに入団し、渡米にあたり、あるテレビインタビュアーの
質問に対して次のように答えています。
「英語が出来なくて不安はありませんか?」
「僕はアメリカに語学留学するのではありません。 野球をするわけですから、
不安はありません。」現地で好きな野球を夢中でやっている内に、英語は自然に
身に付くものとイチローは心得ているようでした。
イチローにとって、英語はあくまでも野球をやる道具や手段であって、目的では
ないのです。イチローの渡米目的は「野球をやること」です。
英会話を習いに渡米する人が多いのですが、これはいかにも目的があって、
ないようなものだと思うのですが。
いったい何について英語を話したいのでしょうか?
せっかく英語が話せても、話すテーマがないと英語も役に立ちません。
例えば、
「電動ドリルの使い方を習うこと」は目的でなく、何かを作る手段です。
使い方をマスターしても何も作るものがなければ、役に立ちません。
椅子を作るため、テーブルを作るため、家を修理するためというような目的を
もって習えばよいのです。
絵を習いたい、ダンスを習いたい、園芸をやりたい、デザイナーになりたい
シエイクスピアを研究したいなど、明確な興味や目的を持つことは、英会話を
身に付ける一つのコツであると思います。
人は自分に興味があることは、非常に覚えが良いのです。
目的を持って、英会話を習いましょう。